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大勢至菩薩は、迷いや戦いの世界、三途(火・血・刀)の亡者を知恵と慈悲によって救う大変ありがたい菩薩様。人は、悪いことをついしがちですが、それを悔いて大勢至菩薩の慈悲にすがれという事でしょうか。
曼荼羅図では、観音院におわします。中大八葉(曼荼羅図の中心。八尊の仏。)の北です。
広大無辺なる慈悲の一尊。それはそうですよね、戦いに明け暮れ、火とか、刀で血とか。そういった迷える亡者をものすごい知恵と慈悲によって、正しい道に導いていただけるのです。
大勢至菩薩のエピソードですが、悪い者たちがやはり戦いや罪に明け暮れていたのでしょうか、地獄付近の悪鬼の行状を見かねて、菩薩の怒りの念を込めて、地獄付近にまで至るように足を踏み鳴らしたことがあったそうです。
それに恐怖した悪鬼たちが、やっべー、菩薩が怒ってんぞ、と言ったかどうかは不明ですが、かなり震え上がったという事です。罪には著しく反応する菩薩様のようです。ありがたいことです。
釈迦の脇侍菩薩として、観音菩薩とともに補佐しております。
なんだか感動しますね。三途の川で皆様も迷ったら、大勢至菩薩を思い出したらいかがでしょうか?故人様にも、教えて上げていただきたいものです。
また、大勢至菩薩は一周忌の追善供養にて拝むとよい追善供養できるといわれておりますので、お葬式終了後その時期になりましたら、大勢至菩薩に手を合わせていただければと思います。
様々なお寺などめぐることもあるかとは思いますが、皆様もそれぞれの仏さまに折を見て、感謝を込めて手を合わせていただければと思います。